住宅購入の一次取得と二次取得!平均年齢や平均購入額はどのくらい?
令和2年3月、国土交通省が2019年度の住宅市場動向調査の結果を発表しました。
日本では持ち家を購入するか賃貸契約するかのどちらかが一般的です。
持ち家を購入・買い替えする年齢の平均や購入金額の平均はどれくらいなのか、気になりますよね。
ここでは国土交通省のデーターを元に、不動産を取得する年齢などについて詳しくみていきます。
一次取得・二次取得とは?購入や買い替えの平均年齢を解説
新築・中古を問わず、初めて住宅を購入することを一次取得と言います。
また、現在すでに持ち家を所有しており、新たに買い替えすることを二次取得と言います。
2019年度の一次取得・二次取得をした世帯主の平均年齢は以下の通りです。
【物件種別ごとの一次取得者の平均世帯主年齢】
●注文住宅…39.1歳
●分譲の戸建て住宅…36.8歳
●分譲のマンション…39.4歳
●中古の戸建て…42.8歳
●中古のマンション…44.8歳
【物件種別ごとの二次取得者の平均世帯主年齢】
●注文住宅…59.5歳
●分譲の戸建て住宅…47.6歳
●分譲のマンション…57.8歳
●中古の戸建て…53.1歳
●中古のマンション…58.2歳
物件種別ごとの世代をみてみると、初めての購入に関しては中古のマンションを除くすべての種別において30代がもっとも多く、買い替えは分譲の戸建て住宅のみが40代、それ以外では60歳以上がもっとも多い結果となりました。
平均年齢以外にも気になる一次取得・二次取得の平均購入金額
それでは平均住宅購入金額はそれぞれ一体どれくらいなのでしょうか?
【一次取得者の平均購入金額】
●注文住宅…4,294万円(うち自己の資金19.2%)
●分譲の戸建て住宅…3,644万円(うち自己の資金22.0%)
●分譲のマンション…4,180万円(うち自己の資金31.5%)
●中古の戸建て…2,324万円(うち自己の資金35.7%)
●中古のマンション…2,552万円(うち自己の資金34.9%)
【二次取得者の平均購入金額】
●注文住宅…6,719万円(うち自己の資金60.3%)
●分譲の戸建て住宅…4,935万円(うち自己の資金44%)
●分譲のマンション…5,448万円(うち自己の資金64.4%)
●中古の戸建て…3,081万円(うち自己の資金43.8%)
●中古のマンション…3,195万円(うち自己の資金61.5%)
すべての住宅において、買い替えのほうが新規購入者に比べて自己の資金が多い、という特徴的な結果が出ました。
初めて住宅を購入する場合と、2回目の購入の場合の世帯主の平均年齢には10~20年ほどの開きがあり、二次取得者の場合は退職金や預貯金、土地の売却、贈与などによって得た財産を自己資金に充てていると推測されます。
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まとめ
結婚や子どもの就学、子どもの独立や定年退職など、ライフステージが大きく変化すタイミングでマイホームを新規購入・買い替えする人が多いようです。
住宅購入にはまとまった資金が必要となりますので、こういったデーターを参考にしつつ長期的な目で購入計画を立てましょう。
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