新しい家に住み替えたい!二つの方法や注意点について
持ち家があったとしても、家族構成が変わって手狭になったり、仕事の都合やよりよい環境を求めてなど、さまざまな理由で住み替えを検討されることもあるでしょう。
今の家を売って新しい家に引っ越しをしたいが、何から始めればよいかわからない方もいるかもしれません。
家の住み替えにはどんな方法があるのでしょうか。
売りが先か買いが先か?家の住み替え方法の流れ
住み替えには「今の家を売る」「新居を購入する」この二つの不動産取引が必要になります。
家を売るには、まず不動産の査定をしてもらい媒介契約を結び、次に買主を探す売却活動、そして売買契約をかわして物件を引き渡すという流れになり、一般的に6か月ほどかかります。
その際には「仲介手数料」「印紙税」「抵当権抹消費用」「所得税」「住民税」その他の費用で家の売却額のおよそ5~7%が必要です。
新居を購入する場合は、物件を探して申し込み、売買契約を結んだら手付金の支払いや住宅ローンの手続きを行って、引き渡しを受けるといった流れになります。
必要な費用は一般的に家購入額の5~8%といわれており、内訳は「仲介手数料」「印紙税」「住宅ローン関連費用」「保険料」その他となっています。
気に入った物件がすぐに見つかれば1か月ほどで入居できるケースもありますが、通常は6か月から1年ほどかけて物件を探される方が多いでしょう。
先に家を売ってから新居を購入することを「売り先行」といい、逆に新居購入後に家を売ることを「買い先行」といいます。
買い先行は、家がいつ売れるかわからないため資金繰りが必要になり、資金に余裕のある方向けの方法ですが、余裕をもって新居を選ぶことが可能であり、引っ越しも一度ですむのがメリットです。
売り先行は、タイミングによっては仮住まいを探したりと引っ越しの手間は増えてしまいますが、家の売却代金を新居の購入費用にあてることができるため資金繰りがしやすく、初めて住み替えを検討される方にはおすすめです。
二つの家の住み替え方法それぞれの注意点
買い先行、売り先行、それぞれにメリット・デメリットが存在しますが、特に注意したい点は資金繰りについてです。
新居を先に購入した場合、なかなか家が売れなければ新旧二つのローンを同時に支払っていかなくてはなりません。
売り先行でも、売却金額によっては残りのローンをすべて支払ってもまだ残っているオーバーローンという状態になってしまうこともあります。
通常ですと売却時にはローンの完済が求められるため、残債は一括で支払わなければなりません。
自己資金で支払うのが難しい場合は、住み替えローンを利用するとよいでしょう。
残っている支払い分を新居のローンに上乗せすることのできるローンのことで、オーバーローンや自己資金が少ない状況でも住み替えが可能です。
審査が厳しいこと、売却・購入のタイミングを同時にしなくてはならない点に注意しましょう。
まとめ
住み替えをしたい理由や状況はさまざまです。
時間制限や資金繰り、現状に応じてよりメリットの多い方法を選択するようにしましょう。
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