不動産の住み替えでオーバーローンになったときの対処法は？

不動産を住み替える場合、住宅ローンを完済して抵当権を抹消する必要があります。
売却金を返済に充てて住宅ローンを完済できれば良いのですが、なかにはオーバーローンといわれる負債が残った状態に陥ってしまうことがあります。
そこで今回は不動産の住み替えをご検討中の方に向けて、オーバーローンになった場合の対処法をご紹介いたします！

不動産の住み替えにおいてオーバーローンにならないように住宅を売却するコツは？

まずはなるべくオーバーローンにならないよう、住宅ローンの残った不動産を売却するコツをご紹介いたします。

売り先行で住み替えをおこなう

不動産の住み替えは、先に旧居を売却してから新居を購入する「売り先行」がおすすめ！
預貯金に余裕がある場合は新居の購入を優先しても問題ないですが、低予算の場合は今ある住宅ローンの返済の優先度が高くなるため、旧居の売却額とローンの残高が決まってから新居を購入するのがコツです。

住宅ローンの残債と不動産の価格を確認する

売却前に住宅ローンの残債を確認し、いくらで売れれば完済できるかを確認しましょう。
また不動産の相場を調べておけば、売却時に住宅ローンを完済できるか、オーバーローンになるかの予測もたてられます。
ローンの残高・不動産の相場・預貯金を確認し、どのように所有している資産が変化するのかを理解しておくことがコツです。

不動産の住み替えにおいてオーバーローンになる場合の対処法は？

では住宅ローンを完済できないオーバーローンになってしまう場合、どのような対処法があるのでしょうか？

預貯金でまかなう

まずはローンの足りない分を預貯金でまかない、完済する方法が挙げられます。
これは引っ越し資金やその後の生活にもお金がかかることを踏まえ、無理のない範囲であればおこなえる方法です。
また親族や友人などから資金を借りてローンを完済する方法もありますが、後々金銭トラブルにも発展しかねないので注意しましょう。

住み替えローンを利用する

新居を購入する際、旧居の残債を新居のローンに加えて住宅ローンを組む「住み替えローン」といわれる方法があります。
資金面における負担を最小限に抑えられる方法ですが、旧居の残債が加わるぶん借入金額の上限は低くなります。
そのため新居の価格が高いと、ローンを上限まで組んでも購入価格に届かないことがあるので気をつけましょう。

まとめ

今回は不動産の住み替えをご検討中の方に向けて、オーバーローンになった場合の対処法をご紹介いたしました。
今ある資産をしっかり把握して無理のない返済計画を立て、スムーズに理想的な住み替えをおこないましょう！
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