戸建ての2階にリビングを検討している人必見！2階のリビングのメリットや注意点

今回は戸建ての2階にリビングを検討している人のために、2階をリビングにすることのメリットや注意点・デメリットを挙げていきます。

戸建ての2階をリビングにすることのおもなメリット

戸建ての2階がリビングの間取りにすることによるおもなメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

●1階リビングに比べて日光が差し込む時間が長いので日当たりがいい
●塀などの影響も受けないので風通しや眺望も1階リビングより優れている
●天井が高くとれるのでリビング空間の開放感がアップする
●外の道を歩く人からの視線も気にならず、プライバシーの確保もしやすい
●リビング直結のバルコニーを作れるので、バルコニーは「洗濯物を干すだけでなくガーデニングやちょっとしたテラス代わりに楽しむ空間」としても使えて、活用の幅が広がる
●2階に柱の数が少ないリビングを持ってきて、1階に複数の個室を作って柱を増やせば耐震性を高めることも可能
●ロフト・小屋裏もリビングからすぐに行けるので活用しやすい

こうして見ると、2階リビングを採用した間取りは生活の快適性を大きくアップさせるメリットが数多くあることがわかりますが、もちろん2階リビングにはメリットだけでなく注意点やデメリットもあります。
それを次に挙げていきましょう。

戸建てを2階リビングの間取りにすることのおもな注意点とデメリット

戸建てを2階リビングの間取りにすることによるおもな注意点・デメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

●1階の部屋の日当たりがあまりよくない
●リビングだけでなく水回りも2階にまとめるとなると、特に浴室には「湯船にお湯を張ってさらにそこに人が入るだけの重量」に耐えられるだけの補強も必要となるので、工事費用がかさむ
●階段の昇り降りの機会が増えるので、買い物などで大きな荷物がある時などは大変
●2階は熱がこもりやすいので、夏場は1階リビングよりもかなり暑くなる
●1階に玄関と個室をつくると、「子どもが家に帰ってきて1階の子ども部屋に入ってもその様子がわからない」など、目が行き届かなくなるリスクが高まる
●「2階リビングに家族が集まっているときに1階から侵入者が入ってきても気付きにくい」というリスクもある

1階の日当たりの悪さや、2階リビングの夏場の暑さなどは特に健康面に関わる部分ですので慎重に考えたほうがいいでしょう。
子どもへの目配りや防犯面に関しても、配慮が必要です。

まとめ

今回は戸建ての2階リビングについて、そのメリットおよび注意点・デメリットを挙げました。
いい部分も悪い部分もよく理解したうえで、自分たちのライフスタイルを考慮し「自分たち家族にとっては2階リビングを選んだほうが、メリットが大きいと確信できる」と思えたなら、ぜひ前向きに検討しましょう。
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