久留米の不動産購入と自己資金なしの住宅ローンとフラット35

不動産の豆知識

久保 強

筆者 久保 強

不動産キャリア35年

担当してくれて良かったと言って頂ける様にと常日頃『お役立ちの精神』で頑張り続けて30年。お客様に感謝して感謝される様に頑張ります。無理なく・リスク少なく・安心の不動産情報提供を心掛けておりますので末永くお客様のパートナーとしてありたいと思ってます。

久留米の不動産購入と自己資金なしの住宅ローンとフラット35のとちらが?おすすめか



不動産を買いたい(自己所有の居住目的)と思われた理由ってなんでしょう?

低金利家賃支払いと同額で支払えること

家賃がもったいない

など様々理由はございます。私も30年この仕事をしてて、何度か家を持ちたいと

思ったことがあり、7年前にマンションを購入致しました。自己資金は投入せず

、銀行より『住宅ローン』を利用して全額借入で購入しました。その時の取得話を致します。




20年前に1度家を買う話が持ちあがりました。経緯は親との同居と部屋数に見合う家賃が

高額になりもったいないことと以外と久留米市内の4LDK以上の賃貸情報が少ない状況

もあり購入を検討しましたが辞めました・・何故かと言うと

1、当時は銀行ローンを利用する場合に売買価格の80%程度しか融資してくれな時代でした。

今のフラット35は住宅金融公庫を利用するのが大半でしたが、諸経費が別途必要で

当時自己資金もなく購入を諦めました。

2、金利が高い・・とは言え主流の住宅金融公庫の金利が銀行融資を安かったのですが

それでも今の様な低金利ではなく4~5%で家賃感覚とはならず断念・・


では現状はと言いますと『住宅ローン制度』がございます。

当時の融資内容とは大きく相違し金利も商品に応じては1%切る金利が利用でき

当時は代金の8割融資で諸経費、リフォーム費用が自己資金だったのが・・

全額借入が出来きる様になったのです。(※金融機関により異なり、購入者の

所得等により相違する場合があります。)

金利が下がった事もあり、20年前に買えなかった私もこれを利用してマンションを

購入致しました。


住宅ローンはあくまで自己居住用の条件ではありますが、夢のマイホーム取得が

現実になるのです。


よくお客様より『フラット35』を利用したいと申し出される事がありますが

あまり当社は利用する機会がございません。金融機関による住宅ローンの金利は

変動金利が安く、固定金利は若干金利が高くなります。変動金利は将来上がる

可能性があり、返済期間が35年(最長)組んで支払っている間に上がる可能が

あると不安になり・・金利の事を考慮するとフラット35は一定金利ですので

安心があります。ただ、フラットは代金の9割の融資条件が多く残り、1割の分と

諸経費やリフォーム代は自己資金か?別途金融機関やクレジット会社による

融資が必要となり、自己資金なしの不動産取得とは言えず、これによってお客様は

銀行の住宅ローンでの借り入れをされる方が多いの現状です。


自己資金を持たれる方はずばりフラットの利用が良いかもしれません。

ただ、自己資金を要せず不動産購入される場合は住宅ローンの方がお勧めです。


住宅ローンは仮審査本審査と2回の審査があります。審査もスピーディです。


1、仮審査に関して

金融機関に行かず、不動産会社で行う事も可能です。仮審査に必要な書類は


①源泉徴収証 ②運転免許証の写し ③健康保険証の写し 

④印鑑(認印で可)

上記に併せて物件の資料、資金計画を不動産会社に作成してもらって、金融機関へ

FAXを流す事で終わりです。

審査結果は3~5日程度で結果がわかります。仮審査で可決しますと本審査もほぼ可決します。


2、不動産会社の作成した重要事項の説明を受けられ、売買契約書を締結する事になります。

この契約には手付金が必要となります。手付金の相場は代金の10%になりますが、

家庭の事情で定期預金を崩したり、お金を空き集めて10%払うのではなく

準備できる金額で売主様に相談してもらう事も可能です。私が購入したマンションの

売主様は理解がある方で1000万円のマンションで手付金を100,000円支払いました。

手付金は契約をやめると戻って来ませんが、契約後に行う融資の本審査が否決になった場合は

全額戻って来ます。(融資条件特約)

また、融資実行の際に支払った手付金も含めた売買代金の融資を受けますので

ぞの際に支払った手付金分も戻って来ますので文字通り自己資金なしの購入になります。


3、本申込の手続き

上記2で取り交わした売買契約書を提出して、本審査が始まります。本審査は7~10日程

要します。本審査は売買契約書が必ず必要で、買主様が本当に不動産を買う融資を

受けるのかの判断等を致します。上記2で申し上げましたが、ほぼこれで否決になる

事はないのです。


その他手続きを要しますが最短で1ヶ月もあれば融資実行しマイホーム取得が出来きます。

上記の詳細な手続き等は省略しておりますが、フラットの利用は手間がかかり、融資実行まで

時間を要しますので、不動産会社としては住宅ローンを推進するのだと思います。



住宅を購入される際の資金計画はお客様それぞれの内容に応じて選択して良いと思います。

自己資金の有無で決めると良いと思います。いずれにしても現状は金利が20年前に

比べると安いので夢のマイホーム取得者が増えてるのも納得です。


もしかしたら、住宅ローンの制度や国の情勢が変わるかもしれません。

もしかしたら・・将来的に以前の様に自己資金を要し、融資の割合も80%に戻る

事も想定されます。なぜなら売買代金=相場が評価とすれば、現在の住宅ローンは

代金評価以上の金額を融資してますので・・嫌な話ですが、支払い不能になった時の

貸付の回収=競売で・・貸付金全額が補填できないと思います

ので・・





文章が長くなりまして申し訳ございません。伝えたい事が文章に表現で出来ましたか

不安ですが、不動産を購入しようとされるお客様は今の住宅ローン、フラットを利用して

不動産購入をされる事をお勧めします。また資金計画等を相談したいと思われてる

お客様は今すぐでなくてもお気軽に当社までご相談されて下さい。少しでも

お客様のお役に立てれば満足です。ご相談はメールでも構いません suwano@minnano-f.com

までお待ちしております。


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