居住中の家の売却必勝法
今お住まいのオーナー様で引っ越し先等が決まってる場合に引っ越しをしてから売り出すのではなく居住中に販売開始した方が良いです。今回は居住中のお部屋を売却する『居住中の家の売却必勝法』を書きます。
売却を検討されるお客様で、空き家にして売却開始した方が良いでしょうか?また引っ越し先が決まってあり、引っ越し後にに販売開始した方が良いか?ってよく聞かれます。
私は居住中の内に売り出す事をお勧めしております。売却開始をして、購入希望者様が見つかるまでには時間を要するかもしれません、その空き家になった日以降からでも維持費がかかります。特に分譲マンションは空き家でも管理費・積立金の負担がございます。できれば引っ越しをして空き家になった期間が短い方が良いと誰しもが思われると思います。理想で言いますと今の家を引っ越ししてすぐに購入者へ売却をしてしまうのが一番良いと思います。その為にも売却を早く始めることでその理想が叶う可能性があるのです。ですのでオーナー様には早期に募集を開始しましょうとご提案致します。
ここで私が居住中の家の売却必勝法のお話をオーナー様にご提案申し上げます。
1、急な案内は行わない。
オーナー様も生活してらっしゃる家を見せる訳ですのである程度のお掃除や、片付けをされたいと思いますので、少なくても2~3日は日を開けて案内の段取りを組みます。
2、水回りは特に掃除しておいて頂いてます。
生活設備品でお客様の見るこだわりに、女性はキッチン・男性は浴槽を中心にご見学されます。他にトイレも洗面台も含む水回り設備は特にご見学のポイントとなります。キッチンや浴槽は交換すると金額が大きくなり状態が良くないと、購入を断念されるケースもございます。
3、電気は全灯して頂いてます。
マンションのモデルルーム等に行きますと暗い部屋がないと思います。暗いイメージは購入の意欲を下げる要因でもございますので、案内時は照明は全灯でお願いしております。
4、すべてをご見学頂く
他業者様預かる部屋をご案内に行くと見れない部屋がある場合があります。子供さんが寝てるとか、荷物がいっぱいで足の踏み場がないから見せないで欲しいと言う理由らしいですが・・・購入を検討されてあるお客様が見れない部屋があったら購入の意思を提示することはまずないと思います。逆に各部屋や収納などの広さ、使い勝手の良さを見ていただく事で購入意欲を増すと思いますので、収納時には開けて見せていただきます。
5、最重要なご協力内容
案内時にオーナー様はソファーやテーブルに座っていただき各お部屋の案内に一緒に同行しない様にお願いしております。居住中のお部屋を見学されるお客様の中に『居住中にお部屋を見ることが申し訳ない』と見学されることを遠慮されるお客様もいらっしゃいます。このようなお客様は結構多いのですよ。案内にお連れしても早く見終えてしまいたいと言う気持ちになります。ここでオーナー様が一緒に来られると委縮してご見学出来ないこととなり、当然成約には至りません。
意外と大変な内容だとは思いますが、より高く、より早く のご縁を作る上での重要な内容だと思っておりますし、そこでご縁が出来れば、引っ越し後にご縁を作るまでの期間の不安を解消できるのです。売却を開始されてあるオーナー様の不安はいつご縁が出来るのか?どんな人が購入されるのかと色々不安が生じます。空き家になると家の手入れや治安的なこともよくご心配される内容だと思います。
年末となり年を明けると本格的な住まい探しが始まります。住み替えで家を建築中や新築の分譲マンションを購入のオーナー様で売却を開始するのはなるべく早めが良いとご意見申し上げます。
最後に必勝法は不動産業者選びです。
売却される物件は地元の不動産で販売を依頼する事をお勧めします。案内の対応レスポンスが遅いです。また引っ越しが先だからと言って不動産業者間の情報の公開をしない不動産会社もよろしくないです。自分のところで決めてしまおうと言う感じが満載で、ある意味オーナー様の為になっておりません。不動産業者間サイトの登録は必須の契約をオーナー様としておきながら、有料ポータルサイトのみで対お客様用のネット掲載をする会社があります。引っ越しがまだ先だからと言う理由でするのでしょうけど・・この会社を信用してお任せされたオーナー様がかわいそうと思います。
まとめますと
1、売却は地元の不動産会社に依頼されること
2、本気で早期売却をしてくれる会社を選ぶことです
本年のお取引で居住用資産の売却のお客様で6組の方が居住中で売却の依頼をお受けして、6組すべてのお客様が引っ越し前に無事にご縁を作ることができました。そのオーナー様すべてに当社の『居住中の家の売却必勝法』のご協力して頂きました。私の30年の久留米市内での不動産経験にて今後もお役にたちます。