消費税の増税と中古マンション・新築建売一戸建の購入

不動産の豆知識

久保 強

筆者 久保 強

不動産キャリア31年

担当してくれて良かったと言って頂ける様にと常日頃『お役立ちの精神』で頑張り続けて30年。お客様に感謝して感謝される様に頑張ります。無理なく・リスク少なく・安心の不動産情報提供を心掛けておりますので末永くお客様のパートナーとしてありたいと思ってます。

10月より消費税がの税率が現行8%より10%に引き上げられます。不動産は9月までに購入した方がお得なのか?ってお悩みの方も多くいらっしゃると思います。具体的に何が変わるのかと申しますと・・



◆家屋には消費税が掛かります。土地は非課税です。
ではこの家屋に金額が変わると言えます。但し家屋を新築される方はこの金額の増加の影響がございますが、一般に中古マンションや今久留米市内に多く売りだされる場合はどうでしょうか?

◆新築建売の場合
価格表示が税込みとなっておりますので、増税されても総額は変わりません。

◆中古マンションの場合
上記の建売一戸建は売主が不動産会社や建築会社企業となり消費税が課税されます。再販不動産会社により中古マンションのリフォーム・リノベーション施工の物件なども税込みとなりますので、増税の影響はないと言えます。また中古マンションの所有者は個人の場合が多く、この場合も消費税の増税は関係ないです。

当社が行っております新築・建売の仲介に関しては価格の増加の心配はございませんが・・諸経費が変わって来ます。

















◆仲介手数料
◆司法書士へ支払う登記料(報酬部分に課税
◆融資手数料 おおまか50,000の手数料に税が別途発生

例で言いますと仮に2000万円のマンションを購入した場合
現状8%
仲介手数料 660,000円+消費税52,800円
司法書士の報酬を仮に100,000円として消費税8,000円
融資手数料 50,000円+消費税 4,000円
消費税の合計 64,800円

10月よりの増税後10%
仲介手数料 660,000円+消費税60,000円
司法書士の報酬を仮に100,000円として消費税10,000円
融資手数料 50,000円+消費税 5,000円
消費税の合計 75,000円

増税による差額 10,200円となります。
この差額をどうとるかは?購入されるお客様にとって大きな不利益感はなく、別段駆け込みの購入をしなくても良いと判断されます。
あとは、購入物件によって、特に中古のマンションで水回りや内装を大幅にリフォームを予定している方は注意が必要です。かりにフル改装をしたとして300万円の代金が必要なると仮定して現行は24万の税金が増税後は30万円差額6万円となります。
増税の影響として確かに経費的に若干割高にはなりますが、駆け込みでバタバタする必要もないのかもしれません。



不動産は一生に1度の大きなお買い物になります。また1度購入したらご家族の大事な住まいとなります。増税のあおりを受けて購入することなく慎重にお選び頂くのが良いかと思います。


最後に10月よりの増税のお話を致しましたが、10月より火災保険の値上げが予定されます。何も起こらなければ、掛け捨てのお金ではありますが、今のご時世何が起きるかわかりません。『備えあれば憂いなし』ではありますので保険料が上がっても加入はお忘れなくお願い致します。


マイホームのお探しのお客様に納得いくまで、お探し致します。増税後も当社にお任せください。お客様の全力サポートを致します。




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